お役立ちコラム
2022/03/31
ドライブレコーダーのGPS機能は必要か?メリットとデメリットを解説
ドライブレコーダーには、GPS機能が付いているものと、付いていないものがあります。
みなさんの中には、どちらを購入するか迷っている方もいらっしゃると思います。
ドライブレコーダーのGPS機能は、はたして必要なのでしょうか?
GPS機能には、メリットとデメリットがあるため、その両方を踏まえた上で判断するのがおすすめです。
この記事では、「ドライブレコーダーのGPS機能は必要か?」という疑問に対して、分かりやすくお答えします。
目次
ドライブレコーダーのGPSは必要か?
ドライブレコーダーのGPS機能は、はたして必要なのでしょうか?
結論からいいますと、必ずしも必要というわけではありません。
ですが、GPS機能を必要と感じるかどうかは、ユーザーのニーズ次第という面もあります。
そこで、まずはドライブレコーダーのGPS機能がどのようなものかを把握することが大切です。
ドライブレコーダーGPSの機能
「GPS」とは、「Global Positioning System(グローバルポジショニングシステム)」の略称で、宇宙空間にあるGPS衛星の電波を利用して、今いる位置を知ることができる機能をいいます。
最初のGPS衛星は、1989年にアメリカによって軍事用衛星として打ち上げられ、1995年からは一般的な民間使用が可能になりました。
GPS機能をドライブレコーダーに搭載すると、映像を撮影した地点や速度を正確に記録できるようになります。
また、日付・時刻も自動で補正されるため、常に正確な時間を記録可能です。
ドライブレコーダーGPSの追跡方法
ドライブレコーダーのGPSは、車で走行した場所の座標を記録するという方法で追跡を行います。
記録された座標に基づき、mapが連動することで、走行した場所が分かるという仕組みです。
カーナビと同様に、どの場所を走行したのかを地図上に表示してくれるため、走行のコースを簡単に知ることができます。
ドライブレコーダーのGPSのメリット
ドライブレコーダーのGPS機能が必要か否かを判断するには、GPS機能のメリットとデメリットの双方を把握することが大切です。
まずは、メリットの方からご紹介します。
➀映像を撮影した地点を正確に記録することができる
交通トラブルが起きた際には、警察に通報すれば、警察官が現場で確認を行ってくれるため、ドライブレコーダーの映像だけで有力な証拠になります。
しかし、保険会社に資料を提出する際には、それだけではデータが足りません。
その点、GPSが記録した正確な場所と速度のデータがあれば、手続きをスムーズに進めることが可能です。
②速度を正確に記録できる
GPS機能があれば、走行中の速度を正確に記録することが可能です。
交通トラブルの際には、「法定速度を守っているかどうか」ということも重要な要素となりますが、GPSが記録した正確な速度は有効な証拠資料になります。
交通トラブルに遭遇した場合に、その場で証拠を見せることが可能なため、迅速なトラブル解決に役立ちます。
➂日付・時刻を正確に記録できる
GPS非搭載の場合は、ドライブレコーダーの日付・時刻を自分で設定する必要がありますが、GPS機能が搭載されていれば、自動的に補正を行ってくれるため、正確な日付・時刻の設定が可能です。
万が一交通トラブルに見舞われた際にも、発生時刻が曖昧になるということがありません。
④走行ルートを確認できる
走行ルートを記録してくれるため、後でどこを走ったのかを確認することができます。
仕事用の車を管理する必要がある場合などに役立ちます。
ドライブレコーダーのGPSのデメリット
ドライブレコーダーのGPS機能には、残念ながらデメリットも存在します。
以下のようなものです。
➀割高になる
GPS機能が付いている分だけ、ドライブレコーダーの本体価格が割高になります。
5,000円ほどの値段の差があり、メーカーや機種によっては、さらに割高になる場合もあります。
②走行速度が分かる
走行速度が正確に記録されることはメリットでもありますが、同時にデメリットにもなります。
厳密に法定速度を守っていては、かえって交通のスムーズな流れを妨げてしまう場合があります。
そういうやむを得ないケースでも、万が一交通トラブルが起こってしまうと、正確な速度の記録は不利な証拠になってしまうのです。
➂走行ルートがばれてしまう
走行ルートが正確に記録されるということは、見方を変えると、「走行ルートがばれてしまう」ということにもなります。
あまり人に言えないような場所に行かれる方にとっては、注意が必要でしょう。
④電波干渉が起きる恐れ
最近の車には、カーナビ・テレビ・Wi-Fiなど、さまざまな電子機器が搭載されています。
そのため、GPSとの間で電波干渉が起き、正確な場所や速度の記録ができない恐れがあります。
多くの電子機器を搭載している車にGPS搭載のドライブレコーダーを取り付ける場合は、事前に機器同士の相性を調べることが大切です。
GPS付きドライブレコーダーの必要性のある方とは?
これまでご紹介したように、ドライブレコーダーのGPS機能は必ずしも必要ではないものの、さまざまなメリットとデメリットが存在するため、一概に断言できないこともまた事実なのです。
「それでは、GPS機能は必要なの?不必要なの?」という疑問が湧いてくる方もいらっしゃると思います。
「GPS機能が必要か否かは人による」というのが、この疑問に対する答えです。
例えば、次のような人はGPS機能があると便利かもしれません。
・もしものときのために事故の際の状況証拠を取っておきたい方
・仕事で使う社用車の位置情報を管理したい経営者やマネージャーの方
GPS機能が必要か否かを判断するには、「自分にとって必要か否か」を考慮することが、最も重要なポイントです。
まとめ
以上、ドライブレコーダーのGPS機能の必要性について解説いたしました。
GPS機能は、基本的には必ずしも必須のものではありません。
ですが、個人個人の事情や状況によっては必要なものになりえるため、メリットとデメリットの双方をよく踏まえた上で判断することが大切です。
「自分にとって必要か否か」をよく考えた上で、購入するかどうかを決めてくださいね。
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