お役立ちコラム
2021/10/28
ドライブレコーダーが持つ3つのデメリットとは?解消法も解説
事故やトラブル抑制に活用されるドライブレコーダー。社用車などはもちろん、プライベートで所有している車にもドライブレコーダーを取り付ける方が増えています。
しかし、ドライブレコーダーは事故やトラブル抑制に役立つメリットだけでなく、デメリットもあります。
この記事では、ドライブレコーダーを取り付けるときに注意したいデメリットと、デメリットの影響を最小限に抑えるためのヒントを解説します。
目次
1. ドライブレコーダーのメリット
ドライブレコーダーは、そのメリットから多くのドライバーが設置を検討しています。
【ドライブレコーダーのメリット】
・事故やトラブルの証拠になる
・駐車中のトラブルを防止できる
ドライブレコーダー最大のメリットは、運転中の事故やトラブルの証拠を残せる点です。事故・あおり運転の被害、車の中で発生したトラブルなど、さまざまな事態の詳細を正確に残せます。
また、車上荒らしや車へのいたずらなど、駐車中のトラブルを防止する役目もあります。万が一トラブルに巻き込まれても、ドライブレコーダーが証拠を残すため、迅速な対応が可能です。
これらのメリットから、多くのドライバーがドライブレコーダーを導入しています。
2. ドライブレコーダーのデメリットは3つ
事故やトラブルから車を守ってくれるドライブレコーダーですが、メリットだけではありません。ドライブレコーダーには、3つのデメリットがあります。
2-1. プライバシーの問題
ドライブレコーダーは、作動中ずっと動画と音声を記録し続けます。この記録の中には、車での移動先や車内での様子も含まれます。
万が一の際に、ドライブレコーダーのデータを提出する場合、このプライベートな部分も一緒に提出することになります。事故やトラブル解決のためとはいえ、第三者にプライベートを公開する訳ですから、プライバシーが気になる方にとっては頭の痛いデメリットです。
2-2. 運転の邪魔になる
車体のデザインと、ドライブレコーダーのデザインは、実にさまざまです。そのため、車とドライブレコーダーには相性があります。ドライブレコーダーを設置する際、ドライブレコーダーのサイズや設置場所が悪いと、運転時の視界を遮られてしまう場合があります。
運転する際に、少し気になる程度ならいいですが、あまりにも視界の邪魔になる位置にドライブレコーダーがあると、車検に通らない可能性も出てきます。車の安全を守るためのドライブレコーダーが、運転の邪魔になってしまうのは、本末転倒です。
2-3. 車内機器へ干渉してノイズが起こる
ドライブレコーダーは電子機器であるため、電磁波を発しています。この電磁波が、車内の機器に影響を与える場合があります。具体的には、カーナビや地デジの画像・音声にノイズが入る、運転支援システムの動作に影響を与えるなどが考えられます。
ほかの機器を快適に使うには、この車内干渉で起こるノイズ対策を講じなくてはなりません。これもまたデメリットといえるでしょう。
3. ドライブレコーダーのデメリットを最小限にするヒント
ドライブレコーダーを便利に使いこなすには、ドライブレコーダーのデメリットによる影響をできるだけ抑える必要があります。
以下では、ドライブレコーダーのデメリットを抑えるヒントを解説します。ドライブレコーダーの購入や設置に、お役立てください。
3-1. 運転マナーや車内での言動に気をつける
ドライブレコーダーを、万が一の対策として活用するなら、映像をいちいち処分しては意味がありません。プライベートは気になりますが、安全を優先するならドライバーや同乗者が対策しましょう。
具体的には、車内ではドライブレコーダーに録画・録音されても問題ない言動を習慣づけることです。
【ドライブレコーダーを意識した振る舞い】
・常に正しい運転と運転マナーを心がける
・車内でプライベートな内容の会話をしない
・ドライブレコーダー以外の事故やトラブル対策を行っておく
ドライブレコーダーに残っていたら困るような言動は、できるだけ避けましょう。また、ドライブレコーダーの内容を提出する事態を避ける対策として、ドライブレコーダー以外の事故やトラブル対策を行っておくのもいい方法です。
3-2. ルームミラー型のドライブレコーダーなら視界を塞ぎにくい
ドライブレコーダーにはいろいろなタイプがありますが、その中でもルームミラーに取り付けるタイプや、コンパクトサイズのタイプは運転中の視界を遮りにくいです。
ドライブレコーダーが視界を遮るのが気になる場合は、ルームミラータイプやコンパクトタイプを活用しましょう。
車によって、視界を遮りにくいドライブレコーダーは変わります。視界の快適さにこだわってドライブレコーダーを選びたい場合は、ディーラーや取り付け業者に相談しましょう。
3-3. ノイズ対策が施された機器を使う
ドライブレコーダーには録画・録音以外にも、さまざまな機能が搭載されています。その中には、車内機器と内部干渉しないような対策が施されたものもあります。
ドライブレコーダーの電磁波による内部干渉が心配な場合は、ノイズ対策が施されたドライブレコーダーを選びましょう。こちらもディーラーや取り付け業者に相談すると、いい答えをもらえる可能性があります。
4. まとめ
ドライブレコーダーは、万が一の事故やトラブルを避けるのに、とても有効な機器です。
しかし、プライベートの問題・運転時の視界・電磁波による内部干渉と、さまざまなデメリットがあります。デメリットを抑えつつ、ドライブレコーダーの機能を活用するには、ドライブレコーダーを選ぶときから注意が必要です。
「合同会社D.I.J」では、ドライブレコーダーに関する相談も受け付けています。ちょっとしたお悩みにも親身に対応させていただきますので、お気軽にご相談ください。
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